最長片道切符の旅35日目

プライベート

朝からゆっくり

本日は5時起きで始発の米坂線に乗り、坂町まで抜ける予定でしたが、昨日の車両故障の影響で始発電車の運休が決まっていたので次に坂町まで抜ける事ができる代行バスに乗ります。

となると9時30分まで快活でゆっくりできます。ここの快活のナイトパックは元々12時間だったので料金的には全く影響がないのですが、完全にゆっくりしすぎて時間を忘れ、10分の延滞料金を発生させてしまいました。

昨日ずぶ濡れになった靴と靴下は快活の乾燥力によりカラカラに乾きました。臭いの原因になるので洗濯できなくても乾燥は大事。

時刻は9時30分。外は明るい、と言うか真っ白でまぶしい。駐車場にはスプリンクラーがあるので雪は溶けているがビシャビシャで歩くのは大変。

米沢の朝

通勤通学の時間は過ぎ去り、歩く人はほとんどいない。

歩道はシャーベット状なので、これなら昨日の新雪の方がよかったな。

シャーベットじゃないところは雪が押し固められてつるっつる。小股でちょこちょこ歩いていたら駅に着く頃には股関節が痛くなりました。途中でタクシーがスタックしてたけど、今日の雪は多い方なのかな?米沢にとっては普通の光景かも知れないけど、運転のプロのタクシーがスタックしてたら町中大変なことになりそうだけど。

米坂線

米坂線は通常通りの運行に戻っていることを確認し、改札内に入る。

米坂線のホームが見当たらないと思ったら端っこにありました。行き止まり式ホームで端っこに追いやられてるパターン。

運転士と除雪作業員の会話「戻ってこれるか分かりません」。やっぱり今日の雪は米沢でも多い方なのか?

とにかく出発進行。乗客は10人ほど。それにしても雪がすごい。ただ今泉駅に近づくにつれて雪は減ってくる。とはいっても米沢よりはマシってくらい。

ここにきての木造駅舎。渋いね。電車を降りて跨線橋を渡って改札に向かおうとすると、跨線橋の手前で切符の確認があります。

ここからが代行バスの区間。駅スタンプを押していたらすぐにバスが来る時間。

高校生もいて乗客は10人ほど。とても元気が良くハキハキした運転手でした。一番手前の席を陣取り出発。

今回の代行バスも線路に沿って走っていきます。線路と川と道路が交差を繰り返し、並びを変えながら並走します。山に差し掛かるにつれて雪も増え、集落の中にある小国駅で乗客は2名になりました。この駅が山形県最後の駅。そこから少し走り、山に入ると県境。

途中には結構新しそうな駅もあるので、これでも廃線になっちゃうのか。

越後金丸駅、越後片貝駅と停車し新潟に来たことを実感する。山を抜けて集落が見えてくると雪の量も減ってくる。

坂町駅の手前で数人が乗り、坂町に到着。ここはほぼ雪が積もっていない。いつの間にか雪が増えて、いつの間にか雪が減る。雪のグラデーションはいつ体感しても不思議。そして海沿いは不思議と降らない。

羽越本線いなほ号で鶴岡下車

坂町駅からはいなほで鶴岡駅まで乗車。村上を過ぎるとデッドセクション。E653系は古いので一時的に暖房、照明が消えてシーンとなる。いいね。これもいつまで体験できるんだろう。1時間ほどの乗車で鶴岡に到着。ようやく昼飯にありつける。

時刻は2時30分頃。本当は米沢で始発に乗れていれば、三瀬駅で降りて琴平荘に行きたかったのですが営業は2時までなので間に合わず。三瀬駅は特急も停まらない駅なので普通電車に乗り換える必要がある。駅からは徒歩20分くらい、近くはないけど行けなくはない。米坂線の車両故障よりも、三瀬での雪を心配していましたが電車から見る限り雪は全くありませんでした。ただ行けないので関係ない。

鶴岡駅周辺を調べると良さそうなラーメン屋が見つかりました。金曜日は運良く遠し営業なので行けます。本日の遅めのランチは背脂ラーメンです。

鶴岡駅で降りて待合室を見ると見覚えのある駅。以前新庄に行ったときに、鶴岡で降りて普通電車で余目まで行き、そこから代行バスに乗ったんだ。記憶を思い出す。

お目当ての店は駅から5分ほど。だけど見つからない。マップだと通り過ぎている。そこにはスナックがたくさん入ったキレイな建物。まさかと思いそこに入るスナックの看板を見ると。8個ほど並んだスナックの看板の1つにラーメンの文字。めっちゃ見にくいので気を付けて。今回は「肴とらあめん榊」に行きました。ラーメン屋っぽくない外観なので入りにくいですが入ってみると優しいラーメン屋さんです。

店内は2人組×2+ソロ。既に5人がカウンターで食べていました。金曜日は大盛無料と言うことで調子に乗って大盛りの背脂ラーメンを注文。

着丼。結構量が多い。見ただけでもお腹いっぱいになってきた。麺もワシワシ麺なので結構お腹に溜まる。既に先に食べていたJK2人組は量が多くてなかなか食べ終わらない。結構苦しそう。あの子より食べられなかったらダサいよなんど考えてくると食べきれるかプレッシャーになってくる。変なプレッシャーで余計に箸が進まなくなる。

ただ麺を先に食べていくと順調に量が減ってくる。背脂を先に食べちゃうと溜まっちゃうかも。

このままだとJKに追いつきそうだったので自分のペースを落とす。後から食べ始めた私がJKよりも先に食べ終わるとJKもプレッシャー掛かっちゃうからね。JKが食べ終わり会計を済ませて店を出るまでは食べきらないように最後はゆっくり食べました。

逆の立場だったらかなりプレッシャー掛かるよな。自分より後に食べ始めた人が先に食べ終わるのはきつい。

でも店主さんは優しい目で見守っていたので二郎系のようなプレッシャーはありませんでした。美味しいけど脂っこくてきついな。普通盛で丁度良かったかも。

僕の後にもソロ×3人来ていたので結構大盛況です。この時間は他のラーメン屋も閉まってるからありがたい存在です。

駅に戻ると丁度電車が到着します。この電車は酒田駅までですが、途中の北余目から砂越間の最上川にかかる橋では昔、事故が発生しました。時間があるときには降りて慰霊碑に手を合わせたいところです。ただ羽越本線をはじめ東北の電車は本数が少ないのでそれが難しい。降りたところで次の時間まで時間を潰す程の見所もないのがつらい。

酒田に着くと「さかたー、さかたー」と放送が流れます。松本おばさんならぬ、酒田おじさんが存在するとは初めて知りました。突然の放送だったので録音したくてもできず、乗り換えの電車も対面に停車中ですぐに出発したので音声には収められず。残念。

羽越本線秋田北上

ここからは秋田駅まで向かいます。途中の折渡駅には停まりません。よく分からんけど信号場から格上げされた駅なので周辺に家もなく需要がなさそう。

山形県最後の駅が女鹿。男鹿は秋田県だけど女バージョンもあるんだな。秋田に入ると若干雪が残っているもののやっぱり海沿いの雪は少ない。

羽後本荘駅に近づくと外も暗くなったので車窓を眺めるのは諦めました。折渡駅が近づいて来たので外を見ていると結構爆速で通過していきます。ホームから見たら迫力ありそうだな。秋田駅手前の牛島駅で多くの人が乗り込み、秋田駅で終点です。

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