東海道線のトイレは古い
今日も今日とて穂積の快活で食パンを頂いてから出発します。深夜パックに収めるために6時半には出発。歩いてる途中に日が上がってきました。気持ちい朝ですね。
駅に着き、トイレを探すも和式で汚いので我慢。そして大垣行に乗車。一駅で終了。隣だったのか。大垣はよく聞く名前だからきれいなトイレだろうと思ったがこちらも和式でした。しかも、床の素材からして汚い。多目的トイレに行くも、便座が汚いし絶対に冷たいパターンのやつ。

そして大垣は湧水が豊富なため、給水所として使えるので鉄道の拠点となったらしい。ムーンライトながらの廃止辺りからは徐々に存在感が薄くなってる気もするけど。
そして意外と電車が来ない。休日ダイヤだからかな?
米原行に乗車し米原に到着。さすがに新幹線が止まるからトイレも奇麗だろうと思ったがここも、奇麗じゃない。これにより東海道本線のトイレに対するイメージが私の中で出来上がってしまいました。そーこーしてる間に引っ込んだので小便だけして、散歩をスタートします。
米原駅散歩
今回の目的地の一つである米原駅に到着しました。ここもよく聞く名前だけど何もない。ただ今回向かったのは駅から徒歩15分ほどに位置する岩脇蒸気機関車避難豪です。戦時中に機関車を非難させるために掘った洞窟です。
歩いて数分で線路の保線車両が沢山止まる留置線がありました。
そして、北陸本線の踏切を渡り新幹線高架ををくぐり、北陸本線と東海道線に挟まれた空間を東海道線の線路に沿って歩きます。来てみて気づいたけど東海道線は上りと下りで線路が離れてるんだね。
目的地は東海道線の上りと下りが合流する地点にあります。

懸け造りの立派なお堂を横目に豪が2つ並んでいます。右は貫通、左は非貫通。入れると思っていたけど立ち入り禁止で柵が立っていました。
そして貫通している反対側も見てみたいと思いました。この山を登って反対側にも行けますが、大変そうなので線路側から回り込みました。結構遠回りなので時間がかかりました。思っていたところになくて3/4周ほど山を回ってしまいました。線路側じゃなくて左側から回ったほうが近かったかも。そこには、豪についての案内図があり、その通りに進みます。すると何やら鉄の柵のようなものでできた立派なゲートがありました。近づくと危険、サルを捕まえるための罠でした。絶対に引っかからないように気を付けてください。

ここまで来ても豪が見つからない。案内図が昔ので埋められちゃってるのかな?と思い引き返すと最初は気付かなかった道を発見しました。反対側に気をとられて見えてませんでした。そちらへ進むと。ありました!!2つの豪、反対側なので右が非貫通、左が貫通。そしてこちら側は柵がなく入れるようになっています。ヘルメットはご自由にと書いてあるもののヘルメットは見当たらない。
立ち入り禁止なのかウェルカムなのかどっちなんだ。そして天井がとっても低いです。行けそうだけどめっちゃ暗くて怖いです。スマホのライトを付けいざ突入。

怖すぎる。なんか戦争のことを考えながら進むと怖くなってきました。途中で引き返そうとしましたが、ここまで来たんだからと思い。最後まで進みます。さっきは柵の向こう側だった世界に着きました。最初は天井が低いけど最後は全然高かったです。帰りは怖くなりダッシュで戻りました。
そして、もう一つの豪。こちらは非貫通だけど反対側は結構掘り進めてあるのかな?暗すぎてわからないけど柵もないので行けそう。ただ、さっきの豪より整備されてない感じがして怖かったので外から見るだけ。
昔のトンネルに入るという貴重な経験ができてよかったです。
そして、反対側に戻ろうとしましたが、せっかくなので山を登ることに。200Mなので10分もしないで登れます。足元は湿った落ち葉なので靴下が濡れないよう慎重に歩きます。
山頂はとてもきれいな景色でした。線路も見えるし山も見えるし。

そして反対側に下るとき、落ち葉の道と割と綺麗な道がありました。当然後者を行きます。すると少しすると先ほど見た懸造りのお堂「善光堂」がありました。お堂には鍵がかかっているので入れず、そのまま下るとお堂の下に降りれます。

下にあるトイレは鍵がかかっておらず入れました。どうやら、長野県の善光寺に関係するお寺らしいです。
そして、濠に関する小さな資料館も自由に入れました。
ここでHC85が通過しました。まさか見れるとはラッキーです。ここを通ると言うことは珍しい大阪行きのひだですね。それにしてもさっきから「しらさぎ」が結構通るね。
そしてその場を後にします。
次はどこに降りようか
次の下車は特に決めていませんでした。ただ、長浜で降りるか否か。黒壁スクエアや鉄道スクエアがあり面白そう。ただ、それだけでかなりの時間を使いそうなのでまた別の日にこれ目的で来たいなと思ったのでスルー。切符的に近江塩津で湖西線に乗り換えです。ここで行ってみたかったところ。ループ線です。ここは最長片道切符外のため切符を購入し敦賀の往復を決行。
しかしまさかの神戸線の人身事故で広い範囲に遅れの影響が。敦賀行きが25分遅れです。この情報は湖西線姫路行きが出発した直後に流れます。先に行ってくれれば湖西線で先に進んだのに。
とにかくこの駅で40分くらい待ったかな。なにげなく景色を見ていると普通にサルがいました。そしてそのサルを追っていると屋根上に5匹くらいの群れがいました。かわいいけど襲ってきたらやだな。自然の猿山でした。
電車を待っている間サンダーバード(しらさぎも??)が大量に通ります。なんで普通列車は来ないんだ。遅れの状況からみて敦賀行きより先に次の湖西線姫路行きが先に到着しそうだったのでループ線は諦め、次に進むことに。。。。と思ったら、嫌なことが頭をよぎります。
もしかして湖西線姫路行きって、遅れている電車の折り返しなのでは??時刻表を確認すると明らかでした。危なかった。結局敦賀に行く選択肢しか残りませんでした。
そして有名な新疋田ループをしっかり堪能し折り返しの湖西線で山科へ向かいます。敦賀からは多くの人が乗車しました。

ループの最中には前回暗くて分からなかった小浜線が下の方にあるのを確認出来ました。
食事
本当であれば昼食をゆっくり探して食べたかったが、電車の遅延で遅れ気味なのですぐに食べれそうな店を探しました。山科は結構栄えていたので駅ビルに行けば無難なものが見つかるだろうと思い、手当たり次第に歩いていると、それらしき文字が。駅ビルと呼べるかは分からないが、地下通路を進むと無印があり、その中にフードコートがあるらしい。そこで唐揚げ弁当、ごはん、キャベツ大盛りを頂く。
食事を済ませると、再び地下道で駅に戻り散歩を始めます。
東海道~逢坂の関~を歩く

ここからは東海道、逢坂の関を歩いて超えたいと思います。駅を出て、少ししたら左に曲がると東海道に入りあとはひたすら直進です。山科駅前はロータリーになっているけどすぐに京急が横切っているので線路に挟まれて使い勝手が悪そう。そしていよいよ東海道。
いきなり車石が飾られています。雰囲気があるね。少し歩くと家の前に書いてある住所が大津市に。
早いなもっと山の上で境目があると思ってたわ。
ただその先に境界となる標識がありました。この辺は県境が入り組んでいるのかな?

そして、大通り国道一号に合流します。ここに看板があるので分かりやすい。いったん歩道橋を渡り、もう一度こっち側に戻ってくるらしい。
歩道橋を一度渡り、しばらく歩くと歩道橋がありました。しかし反対側には歩道がないのでここは渡らない。車道脇を歩くのは怖いので。。。
すると右側に雰囲気のあるお寺を発見。明治天皇と書かれた石碑がフラッと見えたので行ってみることに。落ち葉に溢れた階段を上るも、お寺には敷地にすら入れませんでした。
この時点で結構進んでいます。東海道と高速道路、国道一号、京阪が横に並んで谷間を進んで行きます。ここがいかに重要な道かが伝わってきます。
すると再び歩道橋が見えてきました。ここで反対側に渡ります。ちょうど京阪の駅がある地点です。
なにやら警備員がいる。何かと思うと有名なうなぎやさんがあるらしいです。めっちゃ良い匂いが漂ってくる。耐えて進むと蝉丸神社。これまた急な階段。そして逢坂の関と書かれた小さい広場がありました。

谷になっていて木曽福島にある関所に似た監視のしやすそうな地形ですね。
ここで横断歩道がありますが渡らずに進みます。なんか反対側の方が東海道の説明があったので渡ればよかったな。しかもここで歩道が消えます。車スレスレで怖すぎる。次の横断歩道がありましたが、押しボタン式。車通りが多いので流れを止めるのが申し訳ないなと思っていると、ちょうど車通りが途切れました。この隙にササッと渡ります。
てか、いつの間にか国道と京阪の並びが逆になっている。いつの間に??
まあいいか。今回行ってみたかった場所が近づいてきました。
旧逢坂隧道東口跡
東海道本線下りの旧線跡、近代化産業遺産のトンネルです。

東口はあるけど、西口はどこだ?と思い調べると、蝉丸神社の近くにあったみたいです。ちゃんと調べておけば良かった。
この線路跡を辿っていくと先にも、レンガ造りの橋台跡が見えます。
ここで峠を下りきり街が広がっていきます。
少し進むと蝉丸跨線橋があり、東海道本線が下を通っています。
少しすると目的地の大津駅に到着します。
ゴールに向けて

ここからは怒濤の乗り換え。関東人には馴染みのない路線を乗り換えていきます。
東海道本線で草津駅
草津線で柘植(つげ)
関西本線で木津
学研都市線(片町線)で京橋です。
車窓を楽しみたかったけど外は暗いので諦めて寝ました。
大阪の夜
まずはすき家に行き、夜飯を食べに行きます。最初に地図を確認し目的地に向かいます。歩き始めて10分。反対方向に歩いてることに気付きました。同じ道を引き返すのも嫌なので大通りに出て真っ直ぐ進みます。
すき家で食事を済ませると目の前に本日宿泊する快活クラブがありました。しかし、入るには時間が早いので一旦逆方向に進み、サウナに行きます。疲れた体をリラックスさせます。
「ユートピア白玉温泉」です。サウナは別料金ですがそこまで高くはないです。
サウナの人は2時間のサウナチケットを購入し、受付に渡すとコインロッカーの鍵が受け取れます。
サウナに入らない人はロッカーがないのかというとそーゆーことではありません。浴槽のみの人にもロッカーはありますが、サウナの人はチケットを購入したことが分かるように、色の付いた鍵を渡されますのでそれを腕に着けてサウナに入ります。
ちなみに、2時間のチケットで時間オーバーすると追加料金がかかりますので注意。
ちなみにサウナ2時間入った後に、浴槽に入りたい人も安心してください。2時間超えないうちに、脱衣所から直接鍵を返すことが出来ます。しかし、ロッカーの中身を一般のロッカーに移す必要があるので注意。サウナ2時間、風呂1時間入りたい人は最初から一般のロッカーに荷物を預け、サウナの時間が終了したら鍵だけ返して入浴を続けると最善かと思われます。
サウナは広くて快適です。自動ロウリュが頻繁に作動するので最高です。水風呂もキンキン。整いスペースは階段を上がった先にあり、50㎡ほど。定員は椅子の数だけ。ホースが沢山あるので椅子を洗浄するのも簡単です。
都会なので空は狭いですが、飛行機が近くを飛んでいます。
たまたま近くのサウナに行ったけどどうやらサウナ界では知られた存在らしいです。
最高に整った後に快活に向かい本日の行程は終了。
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