静定、不静定構造物

一級建築士

問い

下の(A)~(G)の構造物の静定、不静定、不安定を調べろ。

静定構造物 

反力を求めることで構造物の応力を解くことができる。これまでの、片持ち梁や単純梁が当てはまる。

不静定構造物 

反力だけでは構造物の応力を解くことができない。

不安定構造物 

構造物として成り立たない。例えば(F)の構造物は左柱脚がローラー支承のため崩れてしまう。これがイメージできれば良い感覚です。

解答方法

(A)の解き方

柱脚の接合方法部材間の接合方法部材数から得られる数値が0であれば静定、0未満で不安定、0超えで不静定となる。具体的には下記の接合方法で得られる反力から部材数の3倍を引くことで得られる。実際に問題を解いて覚えていくのが早いだろう。

一級建築士の試験で良く出るトラスの問題はほとんど静定構造物となる。その他(B)~(F)の解答も載せておく。

そして一級建築士試験で不静定構造物が出題されることもあるが、その際は答えまでの導きを行っていることが多い。

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