最長片道切符の旅22日目

プライベート

御殿場線満喫の準備

朝起きるとまだ少し早い。アラーム設定を解除してもう一度寝る。案の定寝坊しました。

まだ、パンも食べていないのに早く出ないと電車も間に合わないし、値段も高くなるし、ササッと準備を済ませて出る。吉原駅に向かう。松屋、魂心家、ラウンドワン、バッティングセンター、ゆで太郎、快活クラブ。改めて娯楽の塊のような地区。時間もないので足早に向かう。

明るい時間に来ても何もない駅でした。この旅何度目の三島行きでしょうか。

沼津まで向かいます。今日は曇り、空全体が雲に覆われて暗いです。

沼津からは御殿場線に乗り換え、結構乗り換える人がいました。ただ、電車に入ると余裕で座れるレベル。御殿場線は旧東海道本線でもあります。単線→複線→単線という歴史を持っています。

御殿場止まりなので下車。ホームには小田急の特急ふじさん号が停車中。すると富士山の方が晴れていました。ただ帽子状態。アウトレットまで無料バスがあるんだね。

近くの駐車場の屋上が富士山スポットらしいので向かう。

雲が被っているけど壮大さは伝わる。富士山の裾の部分、木が生えていなくて草原みたいになっているのが珍しい光景。あんな草原が街から見られるなんて日本じゃないみたい。

御殿場線廃線跡

さて、次の電車で2駅先。駿河小山駅で下車します。沼津から来る電車だったので1本遅くても大丈夫でしたね。ただ、御殿場駅探索ができたからいいか。

今日はこの駅から二駅分歩いて廃線跡を見ていきたいと思います。参考にしているサイトがあるのでそちらを見ながら歩く道を決めます。

ただ、そのサイトとグーグルマップを照らし合わせてみると、微妙に違う。グーグルマップだと線路脇の歩道が少ないので廃線跡が見られるポイントは少なそう。

早速線路から離れた道を歩く。線路は道路の下の方を走っている。最初の踏切でようやく線路と合流。

どうやら線路沿いには新しそうな大きな物流センターがあるので、これができる前は道路と線路が併走していたのかな?

線路の先にはトンネルが2つ並んでいます。1つは現在使われていません。これが複線→単線の名残です。ただ草に埋もれているのでよく見えない。

再び線路とは離れたところを歩きます。

ローソンに出てからはひたすら国道を歩きます。ところどころ、川を挟んだ向こうに線路が見えます。

車通りは多いけど歩道があるので安心です。と思ったら途中から歩道に草、枝が飛び出してまともに歩けない。

ただ、車道に出る方が怖いので草木に正面突破。

ひたすら進むとさすがに通れないレベルの歩道になる。そのタイミングで車道が狭まり、車道を歩けるようになっている。鉄道を見てる場合じゃないな。ひたすら酷道との戦い。

すると、トンネルに。ここは歩道がしっかりあるので大丈夫。ただ、音が凄く響く。車一台が入ってくると上に新幹線が通っているかのような轟音。

ここを歩く人など自分だけ。

トンネルを抜けると右に道を発見。農道を下っていくと久しぶりに線路です。踏切があり、渡れるようになっています。その先には小さな茶畑。一区画放置された茶畑もありますが、あとはキレイに手入れされています。その奥に、橋の遺構のようなものがあります。高瀬橋みたい。

しかし、橋は架かっておらず、橋の柱のようなものだけが両サイドに残る。そして、その前には通せんぼするように茶畑の人が使うであろう小屋が建てられています。

先はないので引き返し、国道に戻ります。しばらく歩くと鉄道が通る。もう少し長居していれば踏切で見られたなーと思いながらも以前の広末大橋のような悔しさはない。

さらに歩くと橋があります。この橋を渡った先には鉄道トンネルが2つ。1つは廃線跡のトンネルです。

しかし、トンネルに繋がる橋は見つからず、トンネルからでたら川に落ちる構図。実際にトンネルに近づくと、工場に繋がる道を渡らないと辿り着けません。しかも、トンネルの手前にはロープが張ってあり、立ち入り禁止なのかな?

ネットで見たブログの人は通っていたけどやめておこう。

そのまま国道を進むとトンネルの反対側に回れます。途中、ハイキングの服装をした人とすれ違い、振り返るとトンネル跡の方に入っていきました。

反対側に回り、跨線橋を上ると下から現役線路が出てきます。ただ旧線のトンネルの出口は見つかりません。遠くに駅が見えるので駅の方に進むが、時間があるので別の道からトンネル出口にアプローチします。しかし。結局見つからず跨線橋に戻ってきました。

そこに地元の老人が一人。その方にトンネルについて話を聞くと、お茶工場の裏から入れると教えてくれました。行ってみると行けそうですが私有地っぽい土地の急斜面を登る必要があったので諦めます。

再び跨線橋に戻りトンネルを探すと先ほどすれ違った方がトンネル前にいるのを見つけました。おそらく入り口から入ってきたのでしょう。そしてそのまま消えたので、再びトンネルを引き返したのでしょう。

そのまま谷峨駅に向かいます。予定ではもう一駅歩く予定でしたが、疲れたのでギブアップ。このまま電車で国府津まで抜けます。

電車からでも、旧線のトンネル跡だったり廃線跡らしきスペースが見えたので面白かったです。

東海道本線

国府津駅は東海道本線の主要な駅として栄えていましたが、現在はその面影は薄い。かつては機関車庫があったが撤去されています。国府津からは東海道本線で大船駅で乗り換え、京浜東北線で横浜に向かいます。

小田原-新横浜間は昨日新幹線で通っていますが今回は在来線なので複雑なルールが適用されルート重複とはなりません。

今日こそは味噌ラーメンを食べたい。

調べると札幌の名店「すみれ横浜店」が近くにありました。店に着いたのが13時40分頃、行列でしたが30分程でお店に入り、食券を買って待機。すぐにカウンターに案内され、ラーメンが来るのも早かったです。

外に並んで店員に声を掛けられたら中に入るシステムです。

詳しく知らなかったけど、生姜が入っているのがすみれ系のラーメンなのか。

どちらかというとコーンとかバターの合う、濃厚味噌ラーメンが好きなんだよな。野菜炒めが乗ってたりする。

味は、脂っこいししょっぱいです。ラードが凄く乗っているので口に残る。味噌の甘み、うま味をあまり感じず、少し期待外れ。本店もこんなもんなのか?

札幌で行こうと思っていたけど他の店を探しておかなきゃ。

鶴見線

再び京浜東北線に乗り換えて鶴見駅まで向かいます。京浜東北線は東海道本線ですが、東海道本線表示の湘南カラーに乗ると鶴見は停まらないので注意。ここが複雑なところ。

ここからは鶴見攻めです。すぐの出発が海芝浦行きだったので海芝浦に行こうか迷いましたが、途中の分岐駅浅野駅で下車します。

海芝浦行きの浅野駅ホームは急カーブにあるので電車とホームの隙間がえげつない。

V字のホームは珍しい。

そしてすぐに、直線のホームから鶴見行きが発車。きっとこの折り返しに乗ることになる。

20分程で浜川崎行きの電車に乗ります。浜川崎駅では一度ホームをでて、南部線に乗り換えます。

この周辺は工場地帯なので貨物も多く、線路がごちゃごちゃ。浜川崎駅での乗車率は低いですが、次の駅からバンバン人が乗ってきます。

尻手で乗り換えて川崎駅に向かいます。京浜東北線に乗り続けていたら、すぐなのに。凄い遠回りだけど面白い寄り道でした。

川崎から品川、品川から武蔵小杉、武蔵小杉から南部線で立川まで向かいます。ここも南部線に乗り続ければ楽なのに遠回り。

夕食

南部線は結構混んでいます。ようやく座れたと思ったら爆睡して立川まで瞬間移動。

立川では夜ご飯。ここを逃すといい場所がないので駅ビルでじっくり店を選ぶ。無難にオムライス。

オムライスの食べられる店は2つありましたが種類の多そうな「RAKERU」へ。

店員の服が可愛らしいくてそーゆー店に来てるみたい。しかも皆若いので似合っている。たしかにこの制服を着こなせるのは若者だけかもしれないけど、年配の方がいた方が雰囲気が締まって落ち着くかも。

種類の多さで店を選んだくせに結局、シンプルなケチャップオムライス。卵がちょうど好みの柔らかさでケチャップも家で食べるのよりもコクがあって美味しい。

どうやったらこの味が出せるのか味わいながらゆーっくり食べていると、こういう時に限って3㎝ほどの毛を見つけてしまう。バクバク食べていれば気付かなかったんだろうけど具材を見ながら食べていたので見つけてしまう。

逆に普段気付かずに食べてるかもと考えると少し怖くなりました。

ただ表には若い子しかいないので文句も言いにくい。一瞬奥から顔を出す男性店員も見たので、男は基本、裏にしかいないんだろうな。

宿へ移動

立川からは青梅線で拝島、拝島から八高線で倉賀野まで向かいます。途中の高麗川駅で非電化に切り替わるので乗り換えます。初めて八高線に乗ったけど非電化なほどローカルだとは思わなかった。

途中までは首都圏っぽいE231系なのに111系になります。

倉賀野駅から快活に向かう途中で道を間違えました。結果的に、貨物ターミナルに導かれたので良かったです。暗くてよく分からないけど石油を溜める場所でもあるらしい。明るくなった明日の朝が楽しみだ。

時刻はまだ10時前。10時15分までに入店するのは避けたいところ。暇つぶしに歩くと山岡家を見つけてしまう。

夜の山岡家はなぜか食べたくなる。ここで入れば良い時間で快活クラブに入れる。迷って迷って入店。

これなら早めに快活入った方が安上がりだわ。

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