最長片道切符の旅24日目

プライベート

朝ラーメン

今日は最安パックの9時間パックに収める。眠くても、二度寝したい気持ちを抑えて頑張る。

朝トーストも食べられたのでミッションクリア。

今日は朝からラーメンです。君津にある名店、ラーメン花屋に行きます。この店は朝5時から営業していて大人気らしい。今日こそはさすがに平日なのでそんなに混まないと思うので開店直後を狙うことはしない。時間もあるし。

サラリーマンが朝ご飯として食べるので逆に早朝は混んで、8時頃は空くだろうという読みです。ここは竹岡式ラーメンのお店。竹岡式ラーメンはチャーシューの煮汁をタレとして使うラーメン。そのため醤油感が強く、甘みのある味。

7時45分に到着して3人ほどが並んでいました。10分ほどで入店。食券を購入して10分もしないうちに着丼。

美味しい。昨日のオランダ軒に続き醤油系なので出汁系が好みの私としてはどうだろうと思っていたけど、人気なのが分かる味。一口目はチャーシューの煮汁感満載。900円でチャーシューもたっぷり入っています。

麺が美味しいのでどんどん進む。口コミでは早朝から大行列なのでビビっていましたが、作り手も2人で提供スピードも速いですし、大満足。

予定変更

思ったより早く食べ終えたので時間が余る。今日は寄り道デイの予定でした。久留里線で上総亀山の往復をする予定でしたが早すぎて、電車はしばらく来ない。それならと予定変更。

ルートを進めて安房鴨川まで向かい、そこからバスで上総亀山に向かいます。そして次の久留里線で木更津に戻ってくる。房総半島を2周します。お金はかかるが、そっちの方が面白そう。

安房鴨川駅、内房線と外房線の境界駅。新宮みたいな感じだけど、どちらも千葉に繋がる。上りと下りの概念がごっちゃになる駅。

内房線の下りで安房鴨川を過ぎると外房線の上りになるって事?

とにかくバスに乗ると30分程で上総亀山に着いてしまう。以外と近い。そりゃ鉄道いらないわ。

上総亀山散歩

久留里線の時刻までは結構あるのでホテルの温泉でも入って時間を潰そうかと思っていましたが1000円もするのに露天がないので割高に感じ行くのをやめる。

せっかくなので久留里線沿線を散歩します。

上総松丘駅の方に歩くと隧道があるのでそこまで行って折り返す。

歩く人などいない。歩道がないところもあり危険。車通りの少ない迂回路を進もうとすると行き止まり。引き返して道路を歩くと下に久留里線がある。次に私が乗る電車までは電車が来ないので当然電車は来ません。写真を撮りたいけど仕方がない。絶対に電車が来ないと分かっているならむしろ割り切れる。

しかし線路の方から音が聞こえるので覗いてみる。すると、線路上でトラックが作業しています。線路を走れるトラックが使われてるのは初めて見た。電車が来ないからこそ作業できてるんですね。見られてラッキー。

もしかしたら、先ほどの迂回路も作業中のため通行止だったのかもしれない。迂回路も反対側から回り込めば間近で作業を見られるかもしれないと思いましたがやっぱり通行止。しかも結構手前から通行止なので全く見えない。せっかく下ったのに上らされる。

そして最大の難所。白線の外にスペースはあるものの草が生い茂り、歩けない。仕方ないので車が来たときだけ草の隙間に入り込みやり過ごす。すると、崖に興味深いものを発見。穴が開いていてお地蔵さんが沢山並んでいる。ただ歩道のない道路の途中の崖の中腹にあり急な階段を上る必要がある。

階段から落ちてタイミング良く車が通れば轢かれます。奥行き5メートルくらいの洞窟でした。

難所を抜けると隧道へと続く道に分かれていきます。少し進むと見えてきます。隧道は50メートルほど、手彫り感がすごい。距離も短いので両側から光が入り明るい。不気味さも0。

もう少し進むと久留里線が下を通っているので見に行くも、草木が邪魔でよく見えない。隧道を引き返し、帰りは別のルートから帰る。ここから駅を経由せずに直接亀山ダムに向かいます。とそのとき線路の方から物音が!!電車か?と思い、慌てて見に行くと先ほどのトラックがスーっと駆け抜けていきました。急すぎてあまり良い写真は撮れず。

亀山ダムから上総亀山駅→久留里線

他に歩く人はいない田んぼ道をひたすら進む。通り過ぎる家には必ずトラクター。

そしてようやくダムが見える。常に放水しているのか放水中でした。

この近くの食堂で昼食。ダムカレーがあるけど、カレーそばを注文。お客は数人だが、出てくるのが遅い。

ダムカレー協会ってのがあるんだね。だからダムに行くと毎回ダムカレーがあるんだ。ダムカレーマニアとかいそう。

食事を済ませても時間があるのでお店でゆっくりして時間を潰す。頃合いを見て上総亀山駅に向かう。

徒歩5分ほど、既にマニアらしき男性が一人いました。僕がホームで撮影しているとその男性は線路内に侵入していました。ローカルな無人駅だしホームの延長線上の電車は絶対に来ない場所だけどそーゆー人がいるから鉄オタの印象が下がるんだよ。やめてくれ、平気な顔でホームに上ってくる。

ようやく電車が到着すると20人ほどが下車する。廃線特需ですね。さっきまで静かだった駅が大賑わい。各々が写真を撮る。すると高齢夫婦が線路に侵入。またかよと思ったら、そのまま横断して自分の家に帰ってました。地元住民ならなんか許せる。

そんなことより、地元民でも鉄道を使う人がいるんだな。どうせ数駅分しか廃線にしないなら残せば良いのに。この駅で降りた人はほとんどが折り返し乗車。

久留里駅までは起きていましたがその先は気持ち良く寝れました。

終点の木更津からが長い。電車はすぐ来るが君津止まり。その先は本数が少なくなる。次は上総湊行きなのでまた乗り換えが必要。

上総湊駅

せっかくなので上総湊で改札外に出てみる。海が近いので海辺に行ってみます。駅は海に近いけど回り込まないとたどり着かないので結構時間が掛かる。

夕暮れ時の東京湾は富士山も見えてきれい。千葉から見る東京湾と富士山のセット風景は結構好きかも。

この場所は海水浴場だったのか、今は使えないシャワーを完備した着替えスペースのような空間が残っている。着替え室はコンクリートの壁で仕切られて個室になっているが、扉は撤去されている。犯罪防止のためかな。廃墟感があってたまらない。床のタイルも剥げて不気味さもある。

結構良い場所なので長居してしまいました。

今夜の宿の近くにはコンビニがないので明日の朝ご飯もここで買っていく。コンビニは海から大通りを渡った先にある。直線距離は近いのに回り込まないと着かない。一か八か砂利の駐車場を突っ切ると反対側に行けました。大幅な時間短縮。無事におにぎりを買って電車にも間に合いました。

太海駅

結構な人が乗っています。高校生が多い。途中に館山もあるからね。徐々に人は減っていき今回の宿がある太海駅に到着。駅舎は小さいけどめっちゃキレイ。芸術的な椅子も置かれている。

辺りは暗く、家、旅館があるがスーパーなどはなさそう。6分ほどで今回の宿「吉岡旅館」に到着。

すぐ近くに食堂もあるので夜飯はそこで頂く。

旅館に入ると人はいない。フロントに名前と説明の書いた紙、鍵が置かれているだけ。鍵を取ってメモ通りに部屋に向かう。荷物を置いたらすぐに食堂へ向かう。

お店は「まるよ太海店」太海店とは書いてあるが、他にも店舗があるのだろうか?そのようには思えない、昭和感じる古めかしい食堂です。既に旅行中の家族が食事中。お客さんはそれだけ。

天丼を注文。届いたものは天丼と言うよりエビ天丼。大ぶりのエビ二尾にナス。色んな種類の天ぷらを期待していたが美味しいので良しとする。これで1000円以下なのは驚き。

本日の旅館

今回泊まった宿は「吉岡旅館」。先ほども書いたとおりチェックインは無人。従業員とは1回も会わない、セルフの宿。一人旅には適しています。

内装は古い旅館って感じ。エアコンは使えないので×の貼り紙、窓にも暖房機器がありこちらは○の貼り紙。寒いので付けるも音がうるさすぎる。石油ストーブもあるので、寝る直前までは石油ストーブで暖をとりました。

お風呂は部屋前の家族風呂(共用)です。シンプルに汚い。

タイル張りで足下ヒンヤリ。素足で歩くとゾッとする感じ。素足で歩きたくないタイプの風呂。

シャワーの水圧も弱い。家族風呂あるあるでお湯は既に溜まっているが、ぬるい、少ない。

これは抜いて新しいお湯を入れるべきなのか。加温されてるのか。ただ、前の人が溜めて抜いていないだけなのか。分からない。ぬるいので全て入れ替えたかったが、時間が掛かりそうなので熱い湯を足して切り抜ける。

せめて紀伊勝浦の旅館くらい説明書きがないと分からない。

タオルは部屋に一つ。フェイスタオルのみ。さがせばバスタオルもあったのかな。

ストーブの前でタオルを乾かし、寝る準備。布団とコンセントの位置が遠いのも残念。Wi-Fiもないけど大型テレビが直置きしてある。

一人だから気にしないけど、誰かと泊まるときは絶対に勧められないタイプの宿でした。

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