都会の旅休憩
本日は倉賀野駅からスタート。今回の快活は結構良かった。ただトイレが一つしかない。シャワールームも一つ。探せばあったのかも。そしてトースターは高性能なのか焼き上がりが速い。
8時間に収めようとしたけど寝坊していました。昨晩、山岡家で時間を潰した意味がない。最近は疲労が溜まりすぎて目覚めが悪くなっている気がする。
今日は高崎線で大宮まで向かい寄り道。東武アーバンパークラインで東岩槻に行き、オランダ軒でラーメンを食べます。
9時に記帳を開始して、11時にオープンするらしい。休日は9時から多くの人が来るらしいが今日は平日だし、そんなに焦らなくても大丈夫だよな(フリ)。
ここからは都会区間で電車も多いし、特に時間を気にせずに出発。
倉賀野
昨日見つけた貨物ターミナルを見てから電車に乗ります。
朝は明るいのでよく見える。たくさんのタンクローリーが出入りしています。
給油所のような施設があるので、あそこで満タンにして運ぶのかな。かっこいい。
そして貨物線に通じる線路にある踏切。すぐ近くで入れ替え作業をやっていました。もしかしたら踏切を通過しそう。踏切で待っていると徐々に迫ってきます。踏切から貨物ターミナルの写真を撮ろうとカメラを構えると、撮影禁止の看板が画角に入り断念。ちょうど良い位置に看板が設置されてますね。
すると機関車を降りた作業員が線路脇で機械の操作をしています。ポイントを手動で切り替えていました。さらにその横にある箱で踏切を操作。手動で操作してるのが素敵。
踏切を通過すると再び停止して、ポイントを切り替えるために降りる。踏切手前の車が全て、踏切を渡ったのを確認してから再度踏切を鳴らす。そして1本横の線路に戻っていく。
待機していた貨物と接続し、再び踏み切りを通り倉賀野駅へ進んで行く。
踏切を下ろすときは手動だけど、上げるときは通過を感知して自動で上がってるのか。
ここでふと気付く。なんで左右の踏切が同時に閉まらないのか。おそらく、左側通行の日本において進行方向左側を先に閉め、入れなくする。その後、既に入っていた車に時間の余裕を与えるために右側は遅く閉まる。考えられてるんだな。
高崎線乗車
踏切を見た後は昨日の道を戻るように進む。駅に着くと先ほどの貨物がいました。貨物だけを残し、機関車だけが貨物ターミナルに戻っていきます。
高崎線上野東京ラインに乗車。いやー混んでます。通勤通学の終わった9時頃の電車で行こうかと考えていたのですが大宮まで立ちっぱなしです。上野東京ラインに乗る人は多くが東京に行くので、途中の停車駅でも人は増えるだけ。1時間半ほどかかります。駅間も十分あるのにこの時間ってことは距離的には結構遠いんだな。
大宮はとっても賑わっています。そしてここで衝撃の事実に気付く。今日は成人の日、祝日でした。振り袖姿の集団を見て気付く。これはラーメン屋も混みそうだ。平日想定で行っていたのでゆっくりしていましたが、休日となると混むのではないか?ここで諦める選択肢もありましたが、完全にオランダ軒の口になっているので東武アーバンパークラインに乗る。
乗ったからには混んでるからと行って引き返すわけにはいかない。
オランダ軒
成人の日と言うことは普段ラーメンを食べに来る大学生や、その親御さんは来ない。それなら他の休日、祝日よりは空いているか?などとポジティブに考える。
オランダ軒の行き方。東岩槻駅の南側だけど、北口から出た方が早く着くとの口コミが多くありました。だけど直線距離の短い南口からチャレンジ。
駅を出て左側に進みます。いずれ大通りにぶつかりますが、交通量が多いのに加えて中央に柵があり、大分回り込んで行かないと渡れない。オランダ軒は道の反対側に見えています。これが北口最強説の理由でしょうね。今回はタイミング良く踏切が閉まったので、その隙に踏み切り横で横断します。するとすぐに着きます。電車も多いので結構踏切は閉まります。結局北口から出ても、南口からでても踏切次第になりそう。
早速10人ほどが道路沿いに並んでいます。記帳台に書こうとするもペンがない。オランダ軒をネットで調べると「オランダ軒ルール」と出てくる。まさかペンは自分で持ってくるのか?と思い並んでいる人に聞きます。しかし、その人も知らないと言う。もう一度よく探すと紐に結ばれたペンが記帳台からぶら下がっていました。名前を書くと41番。そのタイミングで店が開きました。
横に目安時間が書かれていて、41番は13時らしい。呼ばれたときに店前にいれば良いのでとりあえず時間を潰そう。
口コミではガストのドリンクバーとあるが、そんな所にお金をかけたくない。近くにある図書館に向かいます。探してみると秘境駅に関する本も結構あるんですね。小さい図書館なのであまり面白くなかったけど、良い時間つぶしになりました。
12時45分頃に戻ってきました。まだ29番辺りが呼ばれているので店前で待つことに。13時15分にその時が来ました。前の2人が不在だったため繰り上げで入店。
店に入ると食券を購入して椅子で待つ。カウンターは8席。だいたい2人か1人なので、基本2組ずつ3,4人が同時に呼ばれます。そして3,4杯を同時に作って提供。
店に入った瞬間は4人分のラーメンを作っていました。その途中で先に食べていた4人が食べ終わり会計を済ます、そこでカウンターに案内されます。店の待合席では10分ほど待ち、カウンターでは5分ほど待ちました。

見た目怖そうな店主ですが、思いのほか優しそうな対応でした。好印象。
初めて本格的な生姜醤油を食べましたが美味しいですね。強風で冷めた体がぽかぽか温まります。
最長片道切符再開
大宮駅に戻り、最長片道切符を進めていきます。埼京線で武蔵浦和、武蔵野線で西国分寺、中央線で東京。どれも東京らしく混んでいるので、そんなにゆっくりできない。でも、それが東京らしさ。東京駅で下車しますが、丸の内駅舎の前では振り袖姿の女の子が目立ちます。コロナで成人式はなかったので思い出は0。
せっかく、鉄道の旅なので原敬殺害現場も見に行きます。説明文もありますが、だれも見向きもしないです。一家族だけ興味を持っている家族がいました。

そして、スーツ氏がたびたび紹介する総武線快速ホームの非常階段。あまり使わないホームなので半分迷子状態。それでも見つけることが出来ました。大混雑の東京駅で、開かれている場所なのに誰も入ってこない不思議な空間でした。そもそも総武線は黄色い車両しか知らないので、中央線と総武線がごっちゃになっていましたが、実際に乗ってみると整理できました。

ここからは真反対のホーム、京葉線ホームに向かいます。せっかく蘇我行きに乗ったのに、途中で催してしまい途中下車。次の電車は海浜幕張行きで蘇我までは行きません。終点の1個手前、幕張砂川駅での乗り換えを勧めていたアナウンスを聞き、従う。なんかめっちゃキレイです。上りホームがないと思ったら本当に上にありました。同じ路線の上下線が本当に物理的に上下にホームが並ぶのは初めて見る。
電車を待っていると車両基地なのか、留置線だらけ。めっちゃきれいな駅だと思ったら新しくできた請願駅らしいです。
そんなこんなで蘇我行きに乗車。下車しようと思ったけれどホームから見た感じ何もなかったので改札は出ないで、そのまま内房線君津行きに乗り換え、木更津駅で下車。今日はここで終了。
木更津の夜
まずは夕食。駅前に良い感じの喫茶店がありました。迷ったけど今日はビックボーイ。とにかく野菜を沢山食べたい気分。前も行ったけどサラダバーの単品はいくらだっけか?調べても最新価格は出てこない。ネットで690円とは書いてあるけど1000円近くした気がする。公式サイトにも載ってないから腹立つ。
実際に入店すると980円くらい。高い!しかし手ごねハンバーグプレートを頼むとサラダバー付きで1080円くらい。100円しか変わらないならそっち頼むわ。
100円でハンバーグが付くのは安すぎる。今回のビックボーイはパイナップルが大当たり。この手の食べ放題は白くて硬くて酸っぱいのが普通だけど、黄色くて甘くて柔らかい。食べ放題でこのクオリティはありがたい。ただ、これを普通だと思ってはいけない。
この店で2時間潰す。今日の快活はナイトパックがないのでおそらく9時間パックになる。となると9時半に入れば朝6時半までトースト食べ放題。
9時にビックボーイを出て、ゆっくり歩いたら9時半くらいになりそう。
きみさらずタワー
快活までは直線。ところが途中に「きみさらずタワー」なるものがあるらしい。名前的に君津市と木更津市の境界にあるのかなと思ったけれどガッツリ木更津市。なぜ木更津タワーではないのか。
良い時間つぶしになるので行ってみることに。ビックボーイ側から快活側に通り抜けできるように公園になっているのでありがたい。
入り口の分岐を曲がろうとするとホテルの看板。タワーについての案内は書いてない。もしかしたら、地図では道になっているけど、快活側からしか入れないのかな?
坂を登るとホテルがあります。けれど真っ暗。やってないのかな。工事の囲いもされている。周りに街灯もないので何だか不気味。さらに進むと真っ暗な道。分岐があり、片方は通行止。もしかして行けないのか?もう片方を進むと駐車場があり行き止まり。
まじか、こんなに怖い思いして登って来たのに引き返すのか。と思い引き返すと別の分岐があることに気付く。この道で抜けられそう。でも暗すぎて怖い。振り返るのも怖い。お願いだからタワーに繋がっていてくれ。こんな道引き返したくない。かろうじて月明かりが明るいが、新月だったら怖すぎて引き返しています。ようやく道にぶつかります。この道を進むと公園があり、タワーもあります。
タワーには先客がいましたがすぐに帰っていきます。階段を登ると途中で景色が良いのが分かります。ただ、高所恐怖症発動。そしててっぺん。特に何かがあるわけではないが、とにかく景色は綺麗。
東京湾越しにスカイツリー、東京タワーが確認出来ます。富士山も見えるらしいがさすがに夜は無理か。アクアラインも分からない。

足をガクガクさせて階段を下りると、下に説明書きが。
どうやら「きみさらず」は有名な言葉らしい。ヤマトタケルが駿河から上総に来る途中の船で嵐に遭い、自らを犠牲に助けてくれた女性がいた。ヤマトタケルはその人を思い、木更津の地にしばらく残った。その際に「君去らず」と言い残したらしい。そこから木更津の地名が生まれた。木更津の由来でした。
それにしては君津も似た名前だが何か関係がありそう。「君去らず」→木更津。この言葉気に入りました。帰り道は坂を下るとすぐに大通りに出ました。

三角看板が目印の快活。今日の快活は仕切りの高さOK。扉に小窓付き。ブランケットは大量。トイレ、シャワーは少ない。ブース席は残り一席でした。危なかった。いつも空席情報を確認してから入るけど、いつも10席以上だから安心していた。こういうときに限って見てなかった。
この店のブース席は少なめです。
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