今年の一級製図試験製図試験は
今年度(令和6年)の一級建築士製図試験の合格発表が2024年12月25日にありました。なんでクリスマスなんだよ。実は私も受けていました。令和6年に学科試験を合格し、そのまま令和6年の製図試験にも挑戦していました。結果は、、、、合格です。
今年は課題が「大学」だったので大学に通っていた人は有利だったのではないでしょうか。試験制度が変わったこともあり大学卒業後すぐに試験を受けれるようになったので、そういった若者に寄り添ってきたのでしょうか??
実際私も計画の要点では、天井を張らないことで建物の教材化を図りました。これは通っていた大学がそうだったから、資格学校ではやったことなかったけれどスラスラ書けました。
受験してみて
基本的には資格学校の課題で対応できるようなレベルだったと感じました。
免震装置+駐車場、採光、段床、通り抜けエントランス毎回の資格学校の課題で攻略できていれば解けたかも。個人的に試験中に疑問だったのが各学年の人数、教員数が書かれていたこと。何か大事なメッセージだとは思っていましたがこれらは良く分からなかったので無視して考えていました。
結果的には、これらが製図室の広さや数、つまり基準階の階数の算定根拠となる情報でした。
僕のやり方としては、研究室が18部屋なので基準階だけで2層、3層と割り切れる階数でしか考えていませんでした。結果的に正解だったのでスムーズに進みましたし、間違っていたら、再び条件整理をやり直していたでしょう。研究室は50平米以上と大きかったので無駄に多く作りたくなかった。それだけです。
ただ、これが学年の数3年、4年、院の3つに分けられるというポイントから導き出してほしかったのが試験元の考えでしょう。
あとは西側の駅前広場が道路、南に特定道路があるというあたりでフェイントをかけてきた。
それと、講堂の面積。一般的に人数×1.6だと思っていましたがこれは大教室(机がある)ときで、講堂は基本的に椅子しかないのでもう少し小さくても問題ないということでしょう。僕自身450で計画し。1階がだいぶ詰め詰めになってしまいました。
完璧な図面
僕の図面は減点のない図面だと自分で思っています。配置は汚いかもしれないけど。法規は守り、部屋も忘れず。加点はないけど減点もない。ただ一つやらかしたのは計画の要点です。ここで、屋上の形状に不整合がありました。しかも、そこに太陽光パネル。試験後ずーと何かを見落としている感じがしました。しかし図面を見てもミスはない。後日、計画の要点だと気づきました。それからは落ちたと思ってショックでした。不整合は一発アウトと思っていたからです。ただ、計画の要点は図面ではないのでそこまで大減点ではなかったのかとも思います。それよりも図面でミスった人が優先的に落とされているのかもしれません。図面の大きなミスがなかったので参考にならないかもしれませんが。重大なミスをしたけど受かったよって人。いたら是非知りたいです。
計画の要点の屋上の図は、4つの図面を書き終わった最後に書いたので、気持ちよく長方形の形にしてしまいました。図面相互の不整合のほかに、計画の要点と図面の不整合もしっかりチェックしないと。。。
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